Raspberry Pi4 に Ubuntu server と Ubuntu MATE をインストール
ちょっとした事情からRaspberry Pi4 model Bを買ってUbuntuを入れることになったので，そのときのWeblog．
1. はじめに
環境：Windows10
2. 購入
Raspberry Pi 4のインターフェースは，電源供給がtypeC，映像出力がmicroHDMIなので，接続ができるケーブルを用意します．OSをインストールする用のmicroSDカードも購入しました．
どうやら電源アダプターがネックで，5V3Aでないと起動すらできないこともあるようです．
レビューなどを参考にして以下の商品を購入しました．
- Raspberry Pi4 model B 4GB
- SAMSUNG製 SDカード 32GB
- 冷却ファンとヒートシンク付ケース & typeC 5V3A電源アダプター のセット
- HDMI(メス) - micro HDMI(オス) 変換ケーブル
すべて問題なく動作確認できました．
パソコンとして使用する際には熱を持つことが予想されたので，ヒートシンクとファン付のケースも購入しました．比較してみたところ動作が軽くなったので正解だったみたいです．(いずれ記事に追加します．)
ケーブルは，手元のモニターの都合でこれを購入しています．
3. OSのインストール
Raspberry Pi Imagerというとても便利なツールがありますので，こちらからRaspberry Pi Imager for Windowsをインストールします．
インストールして起動できたら，今度はmicroSDにOSをインストールさせます．
OSの違いについてはここでは触れませんが，サーバOSとクライアントOSについて若干の知識があると助けになると思います．
自分は，Ubuntsu Serverの64bitをインストールさせました．3分程度かかりました．
MacやLinuxでは，ここでwifi等の設定を先に行わせたりするのですが，Windows10では，SDカードのファイルの中身をエクスプローラーから確認できません．ソフトウェアの導入などは手間だったので，有線LANをつないでこのまま起動させました．
4．Raspberry pi 起動
モニター，キーボード，マウス，LANケーブルをRaspberry Piに接続させたら，電源アダプターを繋げて起動させます．
ここで注意点として，電源アダプターは最後につなげた方が問題が起きにくいです．起動させた際に初期設定を自動で行っているようで，繋げておかないとシステムに異常が起きやすくなると考えられます．
無事起動出来たら，ログインします．
login : ubuntu password : ubuntu
ここでパスワードの再設定を要求されますので，従います．
current password: ubuntu new password : xxxx retype password : xxx
ログインができたら，以下のコマンドでアップデートを実行します．
$ sudo apt update $ sudo apt upgrade
sudoはroot権限での実行ですので，パスワードを要求されると思います．
終わったら，再起動します．
$ sudo reboot
5．デスクトップ環境のインストール
UbuntuMATEをインストールさせます．
$sudo apt install ubuntu-mate-desktop
インストールを開始するとこの画面がでてくるので，gdm3を選択． いよいよインストールの開始．自分は35分かかりましたが，問題はなかったです．
終わったら，ログイン画面になります．
右下にあるギアマークで，デスクトップを指定できます． インストールしたMATEを選択してログインします．
6．おわりに
Raspberry Piを起動させてデスクトップ環境をインストールするまでに苦労しましたが，無事インストール完了です．動作も軽いので，嬉しい！楽しい！
